リスノ|満たされない日常から思い通りのライフスタイルへ

体調不良の時にあなたが取るべき3つの行動

  • なんだか最近身体がだるくって…
  • やる気も気力もないこの無気力状態をいまスグ何とかしたい!
  • 忙しくて5時間ほどしか眠れないけどなんとか元気を取り戻したい

あなたのその体調不良の原因は何?

もし今どん底の状況だとしても、そこから抜け出し、幸せをつかむには、元気な体があってこそ実現できるものです。

お金や自由を手に入れても、体の状態が優れないと真の幸せや成功から遠のいてしまいますよね。

そこでこのページでは、体調不良を感じた時の対処方法をまとめてみました。

体調が悪い時にまずは『身体を休ませる』ことが最優先ですが、それと同時に行わなければいけないのが『その体調不良の原因』を特定することです。

さらに『その原因への対策』を行うことで体調不良を撃退することができるでしょう。

これら3つの行動を適切に行うことで、心身ともに元気を取り戻していきましょう。

もしかすると、何度も経験していて何が原因なのかわかっているという人もいるかもしれませんが、どんな原因が考えられるのか知っておきたいという方はまずはこちらをチェックしてみて下さいね。

体調不良は大きく分けて4つ

1,自律神経の乱れからくる不調

だるさやめまい、食欲不振など、様々な症状で調子が悪くなるのが自律神経の乱れです。

自律神経の乱れとは…身体を活動モードにする交感神経とリラックスした状態にする副交感神経があり、この2つの自律神経が乱れている状態のことです。

自律神経が乱れやすいのはどんなとき?

主な原因としては、精神的ストレスや過労状態が長く続いた肉体疲労が2大原因と言われています。

特に女性に多い症状と言われていますが、その理由は自律神経はホルモンバランスの影響を受けやすいから。女性は生理周期や初潮、妊娠、出産、閉経とホルモンバランスが大きく崩れることが多いからなんですね。

とは言え、男性も無いわけではないので注意が必要です。

さらに、このような症状が起きやすいのが『転居』『転職』『結婚』『離婚』『親や大切な人の死』『育児』『季節の変わり目』辛いことだけでなく、一見幸せであることだとしても、環境変化によるストレスが引き金になることも…

自律神経の乱れで起こる体調不良の症状とは?

頭痛や肩こり、動悸、のぼせ、だるさ、めまいなどの症状がおきます。でもこれだけだと一時的な症状と変わりないので誰でも多かれ少なかれ体験している症状だから判断がつきにくいもの…

これらの症状がストレスや過労などで状態が悪化して、長期化することで『自律神経失調症』といった診断を受けることになります。

自律神経が乱れた時の対策方法

・まずは休息『質の良い睡眠』

7時間~8時間寝るのが理想で、寝付けなくても、同じ時間に電気を消して、寝る態勢を取ることが重要です。さらに理想を言うと、消化器も休めるために、就寝3時間前に食事は済ませること。

・バランスの取れた食生活

ミネラルを多く含む(レバー、ほうれん草、ひじきなど)やカルシウム豊富な(しらす、チーズ、ししゃも、えんどう豆)などとともに、バランスの取れた食生活を心がけましょう。

・適度な運動

スクワットなどの下半身の筋力アップを中心とした運動や水泳やウォーキングなどの有酸素運動が理想的です。リラックス&基礎体力アップが期待できます。

・お風呂に入って自律神経を刺激

夜にお風呂に入る人は多いと思いますが、その時は38~39度ほどの湯温で半身浴を20~30分で身体をリラックス状態できるので、深く質の良い睡眠のためにも、できれば毎日入りたいところです。

朝にお風呂に入る場合は、少し高めの40~42度くらいの熱めのシャワーを浴びて、交感神経を活発にして、一日元気に過ごせる状態に整えるのがポイントです。

・職場や外出先での対策

筋肉の緊張をほぐすために、首や肩を中心にストレッチ。さらに、お腹に空気をためる『腹式呼吸』をゆっくりとゆったりとした気持ちで行ないます。

靴を脱げる環境なら、テニスボールやゴルフボールを用意して、足裏でころころ円を描くように、足裏のツボを刺激してあげましょう。

症状がそれほど強くなく、まだ長期化していないのであれば、ゆっくりと休息を取りストレスを発散することが大切です。あなたが楽しいと感じることを思い切りやりきるのがおすすめ。

自分で対処できないと感じた時には…

仕事や家事が思うようにできなく、自分の行動ではどうにもならない、人付き合いが面倒、夜眠れないぶん昼間が眠くて仕方がないなど、日常生活に支障が出た時にはなるべく早めに『内科』で受診しましょう。

心に不安や原因をお持ちの方なら『心療内科』が良いでしょう。

症状を長く放置すると、『うつ』の引き金にもなりかねませんので、早めの行動がとても大切だということを忘れないで下さいね。

2,低体温からくる不調

医学的な低体温は35度以下と言われていますが、一般的に低体温が心配とされる体温は平熱が36.2度以下と言われています。低体温のボーダーラインが36~36.5度と言われていて、両方合わせると約7割の方が低体温の不安を抱えているといえます。

低体温の心配が全く無い人は、全体の約3割程度しかいないということですね。

低体温の症状とは?

むくみ、太りやすい、体力低下、風邪をひきやすい、落ち込みやすい、イライラする、便秘、生理不順、生理痛、肩こり、頭痛、腰痛、肌荒れなどの症状が挙げられます。

低体温は体全体の機能が低下してしまうので、先ほど紹介した自律神経失調症やうつにも関係するので要注意です。

低体温の原因

その他にも細かい要因がありますが、一番の原因は体全体の筋肉量が少ないことです。

低体温の症状を改善する4つの方法

・食事

身体を温めてくれる食べ物【ごぼうやレンコンなどの根菜類】【にんにく、生姜、ねぎ、玉ねぎ、にらなどの香味野菜】【肉、魚介類、チーズ、卵、納豆などのタンパク質や発酵食品】そのほか、梅干しやたくあん等の漬物や日本酒、赤ワインなどの酒類。

身体を冷やすので適量を心がけたい食べ物【きゅうり、トマト、レタス、うりなどの夏野菜や葉菜類】【白砂糖、ケーキ、お菓子、白パンなどの精白した小麦や砂糖】【バナナ、パイナップル、マンゴー、などの南国のフルーツ】【甘い清涼飲料水やビール、ウィスキー、コーヒー、緑茶】【豆乳、豆腐、冷たい牛乳などの水分が多くて白い食品】

細かく分類すると上記のようになりますが、ここまで神経質にならず、バランスの整った食生活を心がけるだけで十分です。

・運動

人の体温の40~80%が筋肉から熱が生み出されるため、適度な運動を心がけるだけで体温をアップさせることができます。

オススメの運動は身体の一番大きな筋肉の太ももの筋肉を鍛えるスクワットを10回1セットで2~3セット。下半身を積極的に動かすことができるウォーキングを一日20~30分ほど行うのが理想です。

下半身を中心に鍛える理由は、全身の筋肉の約70~80%が下半身にあるため、運動初心者は特に下半身を中心に運動したほうが確実に効果がでるためです。

・お風呂

40度以下くらいのお湯でみぞおちくらいの半身浴が理想。ゆっくりと20~40分程度浸かって、時間をかけてしっかりと身体を温めましょう。保温効果の高い入浴剤などを使用するのもおすすめです。

・漢方薬

ドラックストアなどでも手に入る、市販の漢方薬を利用するのも良いでしょう。

漢方薬は症状や体質に合わせて選ぶものなので、心配ならドラッグストアにいる薬剤師さんに相談しながら決めましょうね。

低体温の解消は生活習慣の見直しも有効

4つの改善方法に共通する点もありますが、バランスの取れた食生活で無理なダイエットはしない、冷たい水は飲み過ぎ注意、身体を動かす習慣、体が冷える服装やエアコンで身体を冷やし過ぎない、血管を収縮させるタバコは控える、ストレスも同じく血管収縮で血行不良になるので注意しましょうね。

3,免疫力低下からくる不調

免疫力って一体何なの?そんなふうに感じている人もいると思うので、ここで簡単に説明しておきますが、身体を攻撃する細菌やウイルスを防いでくれる働きを免疫力と言います。

この免疫力のおかげであらゆる病気になりにくく、元気を保つことができるということです。

免疫力が低下してしまう原因とは?

・年齢

残念なことに免疫力は年齢とともに低下していき、20歳前に早くもピークを迎えて、その後は免疫力は徐々に低下していき、45歳ころでピークの3分の1までに低下してしまいます。

年齢を重ねる中で、身体の中には傷ついた細胞が増えていくことで免疫力が下がってしまうのですが、食生活や生活習慣で低下のペースを抑えられるので、いままで不摂生を続けていた方はしっかりとチェックしてくださいね。

・食生活

納豆やヨーグルト等の発酵食品や特に良質なタンパク質を含むと言われる卵、抗菌作用のあるにんにく、リンパ球の働きを活発にするビタミンCを多く含むイチゴやブロッコリー、抗酸化作用や血行促進効果のあるビタミンEを多く含むアーモンドやアボカド、ひまわり油、ガンの抑制効果が期待できるβカロテンが豊富な小松菜や人参、免疫機能を正常化してくれる亜鉛を多く含む牡蠣(カキ)などを積極的に食べましょう。

・ストレス

ストレスで便の調子が変わってしまうことを経験している方は多いと思います。そうです、大腸はストレスに過敏に反応してしまい、自律神経を乱すことで腸のぜん動運動を低下させ、便秘になりやすくなります。

腸の中に長時間便が残ると悪玉菌が繁殖して、腸内環境が悪化する原因になってしまいます。

このような状態を避けるためにもリラックスした生活を心がけて、ストレスを和らげる心がけが必要です。

・生活習慣

これには、いままでの生活習慣が大きく関わっていて、食生活や過度のストレス、運動不足や睡眠不足によって細胞のダメージが異なることから個人差も出てきます。

長生きをしたいなら、いますぐ無理な生活を正して、健康的な生活習慣に変える努力が必要です。

4,ストレスが原因の不調

ストレスは性格や考え方が大きく影響するものなので、誰に対しても完璧な対策がなく、性格や考え方に合わせて対処していく必要があります。

万能タイプ…なんでも自分でできると思うことから、人にものを任せられない、サポートを頼めない性格がストレスを増大させます。

完璧主義タイプ…自分の思い道理に事が進まないと満足することができず、ストレスをドンドン貯めこんでしまいます。

自分を抑圧するタイプ…周りが気になり萎縮、自己主張ができないことがストレスに。

義務感で凝り固まったタイプ…すべて『◯◯すべき』と考え、柔軟性がないことから固定観念に縛られてストレス過多に。

悲観的なタイプ…どんなことでもマイナスに捉える傾向が強く、いつも悩みや不安を抱えてストレスを貯めこんでしまいます。

自己嫌悪なタイプ…自分への評価が低く、自信が持てないことでどうしたら良いのかわからないことがストレスに。

ストレスが原因の体調不良って何?

頭痛を訴える人が1位、続いて胃痛、不眠、過食、肌荒れ、生理の乱れ、便秘、ニキビと続きます。

精神的なストレスが長く続くと、胃潰瘍や喘息、自律神経失調症の心配も…

ストレスが原因の体調不良は病院では何科がベストなの?

あなたが確実にストレスが原因で体調不良が出ていることがわかっているのなら『心療内科』を受診するのがベストですが、わからなければいま出ている症状にあった科を選ぶのが一般的です。

ちなみに、その状況下ではじめて通院したのは何科なのかを利用者に調査したところ、内科が1位で2位が皮膚科、3位が心療内科となっています。

適切なストレス対策法とは?

ストレス解消法というと、スポーツで汗を流したり、カラオケで熱唱したり、飲みに行ってストレス発散といったものが一般的ですが、性格や考え方で他の選択肢を考えてみるのもおすすめです。

・ストレスから距離を置いて忘れる方法

・ドップリ怒りや悲しみに浸る

・ストレスから近づかないように避ける

・思い気にストレス対象と闘う

・自分の捉え方を変えて開き直る

・少しづつ問題を解決して分けて片付ける

このように自分の性格や考え方、状況によって対処方法を変えるのも上手くストレスと向き合う良い方法ではないでしょうか?